マルファン ネットワーク ジャパン
スポーツとアクティビティの分類


この表に、具体的な状況を当てはめる前に、多くのスポーツは、あなたがそれに参加する 激しさの度合いによって、いくつかのカテゴリーに分類されると言うことを覚えておくことが 重要です。また、あなたにとって安全なスポーツとアクティビティーについて、どのように それらの運動の激しさの程度をチェックし安全を確保するかといったことについて、 医師と相談することが不可欠です。
  • 高い接触度:激しい運動

    バスケットボール
    ボクシング
    フィールドホッケー
    フットボール
    アイスホッケー
    ラクロス
    格闘技
    ロデオ
    水上スキー
    サッカー
    レスリング

  • 制限付き接触度:激しい運動

    野球
    自転車競技
    体操
    乗馬
    スケート(アイス & ローラー)
    スキー(ダウンヒル&クロスカントリー)
    ソフトボール
    スカッシュ
    バレーボール

  • 接触なし:激しい運動

    エアロビックダンス(激しく)
    ボートレース
    競走(速く)
    ウェイトリフティング

  • 接触なし:やや激しい運動

    エアロビクス(ゆっくりと)
    バトミントン
    サイクリング(レジャーとして)
    ジョギング
    水泳(レジャーとして)
    卓球
    テニス

  • 接触なし:穏やかな運動

    ゴルフ
    ボウリング
    ライフル射撃
    歩行

    上記の分類は、American Academy of Pediatrics の案を修正したものです

    マルファン症候群を持つ人々は、常に接触をするスポーツを避けなくてはいけません。 大動脈にダメージをあたえたり、目を傷つける危険があるためです。大動脈に負担をかけない よう、激しい運動も避けるべきです。

    それぞれの運動には、いろいろな(激しさの)段階があり、全ての状況にあてはまる提示は ありません。たとえば、道ばたでバスケットのシュートをするのと、一面を利用したバスケット ボールのゲームをするのとは違いますし、一時間に10マイル平らな面を自転車に乗るのと、 トライアスロン競技とは違います。穏やかで接触のないスポーツをより安全にするために、 ゴルフクラブのバッグを持ち運ばないとか、強い競争心を持たないといった注意をすることが 重要です。

    要するに、マルファン症候群を持つひとりひとりが、肉体的あるいは特定の活動の水準について 医師と相談し、運動を日常生活に取り入れていくことが不可欠なのです。



    このコンテンツはNational Marfan Foundation 発行のブックレットを翻訳したものです。


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