マルファン ネットワーク ジャパン
スポーツと活動

一般にマルファン症候群の子供たちは、同級生たちが参加する全ての活動に参加したいと 感じています。子供たちの症状はそれぞれ異なっていますが、ほとんどの子供は疲れやすい ので、主治医に書面でのアドバイスをしてもららえるよう求めるべきでしょう。

ゆるい関節や長くうすい体型による無器用さや近視のため、手と目・足と目のすぐれた 連携を要求するスポーツは不向きです。

網膜剥離を起こす危険性のある、頭部に刺激を与えるスポーツは避けるべきでしょう。 たとえば、サッカーでのヘディングは避け、身体の他の部分のみを使ってプレイします。 高飛び込みも避けるべきスポーツですがプールサイドから飛び込むのは大丈夫です。

ラグビーやウエイトリフティング、また県大会レベルの競技など、過度に力を入れる スポーツは避けるべきです。

  • ランニング
    長距離走はピーク時、長時間にわたりかなりの負担がかかるので 勧められません。短距離走は長距離走よりは好ましいですが、心拍数が非常に多くなるので 気をつけること。ゆっくりとしたジョギングやジョグウオークは健康に大変良いです。

  • ウオーキング
    丘でのウオーキングを含み、適度な(つらさを感じない)ペースで行う のは大変効果的です。

次に挙げる‘注意を要するスポーツリスト’には、関節の弱い部分・背中・臀部・ひざなどを 痛める可能性のあるトランポリンや、自然気胸を起こしやすい深海でのダイビングも 含まれています。

手首、ひじ、足首、ひざ、などの関節がゆるい子供でも、サポーターを身につけることにより、 ネットボールのようなお勧めのスポーツをすることが出来ます。


このコンテンツは Marfan association UK の記事を翻訳したものです。



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