Q-10
現在私は２８歳の女性です。
年に数度、エコー等の定期検診のために病院を訪れる以外は特に外科的処置等もしたことはありません。
今後の予定も今のところありません。
心臓と貧血のための薬としてタナトリル錠・フェロミア錠というのを飲んでいます。
個人的な悩みにも価するのですが、昔から生理痛がひどくて貧血や腹痛にも悩まされています。
忙しい仕事の時に重なると体調は最悪なのですが休むことも出来ずに非常に困ることも多いのですが、最近ピルが解禁になったこともあり服用できるものなのかと思いはじめています。
医師や婦人科などで聞けばすぐ分かると思うのですが、こういった事はやはり聞くのが恥ずかしいということもあり顔が見えないネットでなら聞けるかなと思いメールをしてみました。
私達のような病気や薬を服用しているものはやはり服用することは無理なのでしょうか？
何かアドバイスが頂けたら嬉しいです。

A-10
最近解禁となったのは避妊目的の低容量ピルでして、具体的不調がある方なら以前から服用可能でした。副作用などを考えれば、この度使用可能となった新製品の方がより良い訳ですから、試してみたらと思います。
食欲不振などの副作用が出る方、太ってしまう方など、それなりに副作用は出ることもあります。禁忌となるのは血栓症の心配のある方で、人工弁を入れている人、不整脈のある人は避けるべきです。
飲み間違いさえしなければ、避妊効果は一番とも言われていますし、生理が軽くなることも良く聞きます。何種類かありますから、医師の説明を良く聞いて選んでいただければと思います。婦人科の処方箋が必要で、保険は利きません。一月分で数千円と聞いてます。
柴田　悠喜
浜松医大病院　薬剤部

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