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渡辺裕司(わたなべひろし)先生のご略歴
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マルファン症候群は、骨格、肺、眼、心臓や血管といった多くの器官に症状がでる結合組織の疾患です。また、症状の度合いはそれぞれの患者によって異なります。発症率は、人口の約5,000人に1人位ですが、75%位が遺伝であり、約25%は突然変異の結果新たに発症しています。この症状は人種や民族にかかわらず男性にも女性にも等しく現れるものとして1896年、Marfan博士により、初めて発表されました。主な身体症状としては
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