31、 遺伝子の仕事と言うのは、タンパク質を作らせることにしか過ぎません。

 

 

32、 ヒトのDNA配列が明らかにされつつあります。そして判ってきたことは、ヒトの遺伝子と呼ばれる配列はわずかに3〜4万個しかなく、その組み合わせによって多くの特殊な用途をもったタンパク質を作り出していると言うことです。最終的には、必要なタンパク質が必要なとき必要なところにあればよいわけですから、分子遺伝学的にマルファンの方の血管などを補強すると言ったような治療も可能になるかも知れないと期待しています。